――翌朝
波「……(゜_゜)」
猛「ぇ……( ̄□ ̄;)」
光「……(;-_-)」
波猛「…な…な゙に゙ぃ゙ー??!!!!!!!」
光希の話を聞いた二人の叫び声に、教室内の生徒が振り返る。
猛「み…みっきー…」
波「…告ったなんて…」
光「うん、まあ…あ、それと、あのな…うち…」
光希が言いかけたその時だった。
慶「おはよ」
猛波「ぎゃあ!!」
慶「……。なんでびびんの?」
飛びあがった二人をあきれた顔で見た後、慶太郎は光希に視線を向けた。
光「あー…おはよう!」
いつも通りに笑った光希に一瞬驚いた顔をしたが、慶太郎はうん、と頷いて席についた。
光「あ、慶太郎も来たしちょうどいいや。」
猛波「…?」
慶「……」
光「あんな、うち…今度の大会が終わったらもう、すぐにあっちに行こうと思うねん。」
猛「は……?」
波「ぇ?」
慶「……。」
光「ずっと黒田先生をお待たせするわけにはいかへんし…」
猛「でも、すぐって…え?どのくらい“すぐ”なん?」
光「もうほんまにすぐ。」
波「そんな…そんな突然……」
光「もういいねん。もう迷いはないから。前に進む覚悟はできたから…」
慶「……」