私は強くならなくてはいけない
涙も流さず 弱音など吐かず
誰にも頼らず 借りなど作らず
私ひとりで生きていくのだ
それこそが強さ
私ひとりを守っていくだけでいいのだから
他の連中に気をとられなくてすむ
そうやって果てしなく強くなった時
私の周りには誰もいない
そう思うと少し切なくなった
ああ私は強くなりたいのか
それともひとりになりたいのか…
どちらも私には難しいことだとは気づけない