三沢君も同席させ
リビングに
三沢君
三沢君のお母さん
岸（担任の先生）
僕の四人で
テーブルについた
僕は仰々しく
切り出した
三沢君のイジメに
先生は見てみぬフリしてるけど
僕が解決策を教えたるわ
………………
僕はゆっくり切り出した
一つは
明日席替えをして
三沢君・僕・雄太（野球部のエース）・岡崎（女子リーダー）を同じ班にすること
そしてもう一つは
このステッカーをカバンに貼って登校することを先生が黙認すること
僕は卒業した
元番長の大久保さんがヘッドをしてる暴走族のステッカーを机の上に置いた
お母さんは不安そうだが嬉しそうだ
※おそらく三沢君が明るく僕を頼ってるのが嬉しかったと思う
岸は厳しい顔になった
（ほぉステッカー知ってるのかあ）
僕は嬉しくなってきた
ステッカーの仕組みや
値段まで知ってると
（僕にとって）やりやすいなあ
※僕は学校内の販売権と価格決定の権限を持っていた
お母さんは能天気に
岸に話す
「先生！席替えやステッカーでウチの子供へのイジメがなくなるなら認めて下さいますよね」
僕は返答に戸惑ってる
先生を冷酷に見つめた
どうせＯＫするしかないんやから…
三沢君の父親は
ＰＴＡの役員をしてる上に都会から来たウルサい親で有名だった
そんな
父親でも先生でも
コップ（教室内）の
イジメは解決できる訳のない現実がある
〜続く〜
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