激しく降り続く雨の中、私は街を歩く
髪や服は濡れ、まとわりつく・・
前髪が顔に張り付いて視界が悪い・・
傘を忘れたわけでは無い・・、そう・・これは意図的なもの
激しく降り続く雨が私の心を揺さぶるように・・そんな気がする
みんなずぶ濡れの私の事を怪訝そうに見るが、関係ない・・
雨が降ってるからって傘を使う必要はない、カタチにはこだわらない・・
いつしか雨は霧のようになっていく、ふと立ち止まり、大きく息を吸うと私は走り出した
霧のように降る雨の中を・・