さてお手並みはいけんといこうか。
なんたって今回は最後にダイヤル式のまで付けたからな。
いくらあいつが普通の鍵をかかってなかったかのごとく解錠できても、今回は諦めて帰るだろうよ。
―ガチャ
「以外に手間取ったわね。ダイヤル式のまでつけてどうするつもりよ」
お前を家に入れないつもりだよ。
いや、つもりだったよ。
「まぁいいわ。お邪魔しま〜す」
バカが!
そのマットには昨日から用意していた画ビョウがあるんだよ。
「キャー!」
かかった!
「そんなバレバレな罠に引っ掛かるなんてな。お前もまだま……」
「引っ掛かったのはどちらかしら?」
「や、やめろ。その手に持ったマットを降ろせ」
くそ!
引っ掛かったのは俺の方だったのか。
まんまと部屋から誘い出されちまった。
「全くこんな美人の幼なじみが迎えに来てやってんのに、鍵掛けるのはまだしもここまでするとはね」
「落ち着つけ。とにかくマットを降ろせ。な、な」
「降ろすってこう!?」
「無数の画ビョウが足に刺さって痛い〜!」
こいつ投げやがった。
昨日から頑張って仕掛けたのに。
それどころじゃない。
足が、足が!