「うわ…さむ!雪つもっとるし!」
その日は珍しく雪がけっこーつもっとた。
そんな言葉ばやきながらあるいとって、公園にさしかかったときやった。
「…人?アレ人やん!」
俺は急いで雪の中でねむっとる女にかけよった。
「何しとんねん!死んでまうぞ!」
その女はすっごい綺麗で美人やった。
「しゃないな〜…」
俺はそん時からお前に恋してん。眠ってるおまえがきになってん。
―何色の瞳で見るん?―\r
―どんな声でしゃべるん?―\r
―どんな心もっとるん?―\r
全部気になって、お前が起きるまでの時間ずっと俺は待っててんで?