雅也のこと考える時間が辛くて
わざと自分を忙しくして
追い込もうとした
だから、あたしはバイトをはじめることにした
自分の家から最寄のコンビニに帰り道立ち寄り
いきなり
「バイト募集してませんか?働きたいんですけど!」
と店員さんに声をかけた
「ちょっと待ってて!」
と優しく対応してくれたのが、長身で細身で綺麗な顔立ちの多分大学生の男の人だった
「今、チーフと連絡取ってもらってるから、時間もらうけど大丈夫?」
「はあ、大丈夫です…」
正直、バイト募集の紙を張っていた訳でもないからと半分諦めていたのだが
折り返し電話がかかってきた
なにやら店員さんはメモをとって
そのメモをこっちに差し出しながら
「んーと、明後日面接みたいだから?時に来てだって!受かればいいね!」
って笑顔で言ってくれた
つづきます