「あの日あの時」第一部1/5

さんちゃん  2010-06-24投稿
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あの日あの時
(1)



三沢君の所で
豪勢な夕食を
ご馳走になってる時に
三沢君のお母さんが
僕にお願いしてきた


今度
(福岡)小倉で
(進学対策の)模擬試験をウチの子(三沢君)
受けされるから
一緒に行ってくれん?


本州(下関)の人間が
九州に行くと対策をとってなくては
必ずカラまれる


まっ三沢君の
ボディーガードって
ことね


当時の僕は腕力は
なかったが
何分ズル賢いから
お母さんも
僕と一緒なら三沢君も
カラまれないと
思ったのだろう


僕自身も
自分の数学・理科の
実力が(全国的に)
どの程度か興味があった
(三沢君の)お母さんに
いいですよ
と答えた



しかし…

この曖昧な決断が
幸か不幸か
我が人生の大きな転機を迎えることになった


〜続く〜




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