こんにちわ,僕の名前は加藤ジミー,16歳。
父の名前は加藤清志郎。母はミシガン出身の加藤マーガレット。
生まれも育ちも東京の江戸っ子です。
平々凡々な中流家庭に生まれた僕は
小さい頃から特別なにかを熱心にするわけでもなく
ただたんたんと毎日を過ごして気付いたら16歳になってました。
ハーフなのに僕はルックス的にも残念な感じ。
野球チームに入っても入団のときは助っ人外国人みたいに期待だけはされるけど,結果はいつもおいてけぼり。
そんな僕にもついにやってきた春。
それは高校2年生になって新しいクラスメイトは誰になるかな,と楽しみにしながら
新しい教室に入ったそのとき
僕の脅威的な視野270度のなかに入り込んできたマドンナ
ああ今思い出しても忘れられないあの美しさ。
こんな子と1年間同じ教室で過ごせるのこと心を弾ませたのも束の間。
僕は1年のころの教室に間違えていっていたのだから。
とにかくまたあの子に会える日を虎視眈々と待つ僕の恋はどうなるのでしょう。
今日はこのくらいで終わりましょう。