あの日あの時(第二部)プロローグ

さんちゃん  2010-07-01投稿
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慶子は
ここまでの話を聞いて
楽しそうだ


一息ついて一緒に
ヨーグルト食べようよ
と誘ってくれる


ヨーグルトを
仲良くソファで
食べながら話を予見し
チャチャを入れてくる


どうせ
うのぴー
(慶子は僕をそう呼ぶ)のことやから
常識外れのこと
したんやろ


ハハハ…

僕は曖昧に笑うしか
なかった


そして
慶子の無邪気な横顔を
見て
ふとある事実に
気づいた


慶子ももう
僕が教子と会った時と
同じ年かぁ…

しみじみと
人生の業を感じる


しかし
少し迷いが生じてきた
どこまで正直に
話そっかな


ソファ正面の
教子の写真が
微笑んでるように見えた

いいじゃん
私(教子)と貴方(僕)が付き合ってた証が
この子(慶子)
なんだから


教子の写真が
そう語りかけてくれた
気持ちがした


〜本編/第二部に続く〜

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