空が美しかった
ただそれだけで
空を舞う夢を馳せた
あの大空をどこまでも
悠々と風に流されるように
下から見た大空と空に包まれて見る大空
どっちが広いだろう?
人である悲しみも喜びも憤りも嬉しさも全部翼に込めて
空が美しかったから
ちっぽけな理由
大空をどこまでも飛んで行く大きな夢
自分が鳥じゃないこと
渦巻く感情
ああ くだらない
夢を夢のままで良い訳がない
だから夢を見るんだ 馳せるんだ
うるさいしがらみは地に置いていこう
空を雲を渡って