私もねえ。色々ありましたよ。そりゃ。この前ね。新幹線に乗って買い物に行くというから、10万渡したんだ。笑われたね。10万じゃ、あなた何も買えない。都庁から飛び降りだってさ。20万じゃ、要るのかと聞くと、洋服が要るから金を出せだろ。100万かって聞いたね。
私も若かった手前、ポンと胸のポケットから財布を出し、100万ポーンと叩いたね。冗談じゃないよ。似合わないから、都庁から飛び降りるだって!渡した価値が無いじゃない。稼いだんだよ。働いて、働いて、それでも働いてね。じゃ、似合うように裾上げすりゃ良いじゃないか。足を美しく魅せれば良い。
すると家内が、スカートは丈が膝の下に隠れないと、膝から出ると若者と一緒で生地が無かったのか。冗談が好きで膝から上しか履けなかったのか。冗談は下着だろ。誰でも冗談を履いている。いま言って欲しいのは冗談だ。スカートの丈、短くして耳を揃えて、パンツのゴム返せよ。返却にパンツのゴムが食い込む。