貴女に愛されているという事実だけが
私を支えている全てだったのでしょう
だからこうして
それが無くなった今は
私の存在は急激に曖昧になり
ふらふらと揺らめいているのです
身を引くのではないのです
もう心の拠り所がないのです
世界中が私を見なくても
貴女だけは
私を見てくれる
どんな状況に置かれても
最後には貴女が私の味方でいてくれる
その愛が私の支えだったのでしょう
もう拠り所がないのです
自分を支える理由が
見つからないのです