いくら桜を見ようとも
いくら月を見ようとも
おぬしに勝るものは
決してないのじゃ
余はただただ胸が痛む
余はただただ涙が出る
おぬしを想うだけで
心が空になるのじゃ
おぬしも見ているならば
おぬしも願うのならば
この天の川を辿ろう
きっとおぬしに行き着く
光り輝く川で余とおぬしは繋がっている
剣を振るおうとも 権を振るおうとも
おぬしに刃は決して届かぬ距離にある
ならば辿るしかあるまい
天の川を
空に浮かぶ天の川を…
おぬしの世界に繋がるあの川を…