「大丈夫だよ、多分今日は持つとおもうから」
回想シーン
「何で死んだんだよ!一緒に恋するって言っただろ!」
誠はボロクソに泣いている
そうだよ 今日で消えるなら、充実した恋をしよう
「菜々学校行こう」
菜々は理由がわかったのか
「うん」
悲しいそうに言った
そして日も落ちて屋上に居る
「菜々キスをしてくれないか?」
「うん、いいよ」
唇と唇が触れあった
「ありがとう」
そして僕の体がみるみる消えて行く
多分菜々には俺の声しか聞こえていない
「菜々別れよう」
僕は泣きながら言った
「嫌だよ 別れるなんて」
「初恋は叶わないっていうだろ、それに最後が悲しい だからお願い」
「うん わかった」
「ごめんな」
と号泣しながら言った
「なんだ可憐君泣いてるの? ダメだな」
「菜々もういかなきゃ 最後にもう一度キスをしてくれる?」
今度は長いキスをした
そして
神様は
少しの奇跡をくれた姿が少し戻ったのだ
「なんだお前も泣いてるじゃないか」
「当たり前だよ!大好きな人が居なくなっちゃうだよ!居なくなっちゃだめだよ ここのまま」
いいかけるときに
「