面接官は聞いてきた
君はなぜ当社に
入社したいのですか
日本一
厳しい(激しい)会社
だからです
ほー面接官達に
感嘆の声がもれる
君は当社に入社して
何がしたいのですか?
街造りです
面接官達は
またか…
という顔をした
入社希望の学生は
花形部署(街造り)を希望するが
入社前から
その部署に入れる
人間は決まってる
面接官は
僕の雰囲気に違和感を
感じたのか
僕の履歴書に
目を初めて落とした
面接官達の顔に
…なんだ
(スポーツ枠か)
という
好意とも悪意とも
取れる雰囲気が
感じ取れた
君は(スポーツは)
どの位強いのか
少し悪意に
雰囲気から読み取れた
たかだか少し
スポーツの成績良い位で花形部署に無条件で
入れることに
面接官なりに反発も
あるのだろう
全日本個人四位です
面接官は
矢継ぎ早に質問を
重ねた
君は大学時代に
何を学んだのかね?
僕は少し悪意の質問に
カチンときたが
ベッタリ貼りついた
温厚な笑顔の仮面は
余裕たっぷりに答える
まず体力です
仕事は体力がなければ
長く働けません
次に精神的にも
鍛え上げたので
長く働らいても
集中力は途切れにくいと思います
学問は
税理士二科目
合格してますが
より人間対人間の
力を発揮できる
不動産に興味はあります
面接官達は
余りの模範回答に
悪意の色が薄れてきた
〜続く〜