タウンキーパー 8 〜ラーメンおごってもらった〜

るー6  2010-07-11投稿
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河内は、1人で席に戻った。
すると、ラーメン通の山崎に、
「今夜、ラーメンおごってやるから、付き合えよ。」「…はい。、すいません…。」
山崎は、
「いいんだよ。岡田とみずきも一緒だが、構わないよな?」
「もちろんです?」
河内は、楽しそうでいいな。と心をはずませた。

…その夜…。
隣町のラーメン屋、「大門」では
「新入社員が入ってきた記念に…乾杯?」
山崎の乾杯宣言で、大いに盛り上がるみずき。
「あっ、河内くんだよね。私、斎藤みずき。年齢は…27。」
河内は、いやらしく、
「じゃ、そろそろ結婚しないとやばいっすね。」
「えぇ。あんたとでもいいわよ。23歳でも許容範囲よ。」
「はあ…。」
河内はリアクションに困った。
「ひゅーひゅー?みずきちゃん!でも、所内恋愛禁止?」
岡田は、笑いながら言った。
みずきも照れている。もう何なんだこの人たちは…。「そん時は、岡田さん黙っといてよ〜?」
「はいはい。」
岡田は嫌そうに答えていた。
河内はすっかり困ってしまった。
「あ、そうそう。俺は岡田高弘。年齢は28。」
「よろしくお願いします。」
なんだ…。いい人?ばっかじゃん。自己紹介もちゃんとしてくれるし。
あいつ(大山)以外はな。「すいませーん!豚骨ラーメン4つ?」
山崎は、店員に頼んだ。
「ここ、豚骨うまいんですか?」
「うんうん。ネットで早速調べてみたんだ。岡田から誘われてね。」
「そうなんですか…。?」
ぺちゃくちゃ話しているうちに、2時間が経っていた。
みんな、微酔い気分。もちろん河内も。
だが…1つだけ、これは聞かないと。と思うことがあった。
帰り道。岡田、みずきと3人で一緒に帰った。
2人とも、そんなに酔っ払ってなかったので、河内は、
「あの…」
「何?」
みずきが少し反応した。
「大山さんって、なぜ僕に厳しいんでしょうか…。」
みずきの足が、止まった。



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