(ジルは私にこんなに優しくしてくれる‥‥私なんの恩返しも出来てない…)
すると目の前に朝食が並べられた。
『ほらっアンタのぶん』
『ティアラさん‥…昨日はありがとう!いただきます』
『なっ…///アンタに感謝されても困るゎよ。それに、さんって言うの止めてくれる?蕁麻疹がとまんなぃんだけど』
『フフ…じゃあティアラでいい?』
『フンッ…イイゎヨ★///』
『ジル…ティアラ‥もうすぐ着くぞ!』団長が言うと二人は操縦部屋に行った。
『悪いね、お嬢ちゃん。もうすぐで港町に着くから用意しな』
『はい…あの‥どうもお世話になりました』団員達にもお辞儀をし、サラは部屋からでて行った。
『ねぇジル…』
『ん?』
『アンタ、サラに惚れた?』
『んな…!!!!ばっバカ野郎そんなんじゃ…』
『‥アイネに似てるのね…アンタあの娘とサラを重ねてるんじゃない?』
『…』
『言っとくけど、アイネはもぅこの世にはぃなぃのヨ…イイ加減忘れたら?』
『…それは無理だ‥アイツは……』
『ハァ‥ゎかってるゎヨ★約束★‥でしょ?』
『あぁ‥』
『ほらっぁれじゃなぃハイルドミッド!!』
『すげえ‥でけぇ‥』
『うお〜い‥降りる準備しとけよ』荷物を持った団員が言う。
『言っとくが今回は警備が万全だ。俺達の密輸がばれちまったら終わりだからな‥』
『はいっ‥』団員達が一斉に返事をし、降りる準備にとりかかった。