ヒロシは、バツイチだった…
店内が、明るくないから顔がよく見えない…
「バツイチだったら、彼女は?」
「なかなか出会いないしさ〜ユカリちゃん彼女にならない?」
「え〜今日初めて会ったのに〜?よく知らないし…仲良くなったらね」
「明後日、給料日だしまた来て指名するよ。」
「ありがと〜嬉しい」
内心、ラッキーなんて思ってた…
その日は、三回延長してくれた。流石にビール飲みすぎで気分悪くなって、待機に戻った。
真美が居た…
「ユカリさん、今のお客さん長かったですね〜?あっ、さっき携帯鳴ってましたよ」
「ありがと。さっきのフリーの客が、スゴく飲む客で、キツイ〜!明後日また来るって言ってたけど…来ると思う?」
「多分、来ると思いますよ〜」
真美の予想は、意外と当たるから、いつも聞いてみる様にしてる。
ホントに真美の予想は、当たってヒロシが昼一番に来た…