店長の機嫌が良かった…世間じゃ給料日だからだった。
「ユカリさん、この前のお客さんが来ましたよ〜流石ですね〜お願いします」
別に、店長にお願いされたくないし…なんて思いながら、ビールを持ってテーブルに着いた
「こんにちは、ホントに来てくれたんだ〜」
「ちゃんと約束したから来るよ。会いたかったし」
「またまた〜(笑)そんなことみんなに言ってるでしょ〜」
「マジで言ってないよ。真剣に会いたくて来たよ。」
「今日は、お仕事は休み?」
「午前中に終わってから、急いで来たよ。ユカリちゃんにイイモのあげるよ」
そう言って何かを出した…
カギだった…
「いつでも来ていいよ。場所は、○○駅のすぐ隣のマンションの○○○号室だから。俺は、真剣に付き合いたいから」
「もしかして、駅ヨコのあの高いマンション?」
そのマンションは、タケとのドライブコースにある目立つマンションだった…