権力とは、人間が生きる上で価値を持つ。価値を持つだけでなく、施行された施策は実行され、義務を伴う。義務とは、人間が生きるうえで、尊厳を踏まえた義務だ。人間の義務から派生する諸々の権利を行使し、権利を本格的に実行する段階で、権力に跳ね返ってくる。
その為、権利は守られるのか。消費税を例に取ると、国民の期待だが、良いの悪いの言っている。国民に期待出来るものであれば推量は要らないだろう。必要に判断を残すと、国民の期待を裏切る。判断も要らない程、考えられた施策が正しい。
必要なものは義務を伴うし、国民の期待を担っている。施策はすべて国民への見返りとなる形が望ましい。見返りも無しに義務だけ持たせるなら、財政は破綻し、占うまでもなく、国民の期待は国家戦略だ。戦略国家となり、必要な人間だけ生き残れば、尊厳は国民の数だけとなる。
義務は破綻し、戦略も見せず、権利権欲だけなら国民生活と変わらない。国民白色程度の期待をしているのでなく、尊厳を越えた超法規的戦略国家を望んでいるのだ。国家の意図で簡単に覆る戦略的互恵関係は国際社会が望む所である。