不意をついて襲う空虚が 私の全身を覆い 足を留めさせる 貴女の居ないこの世界に 一体、何がありましょうか ぽっかりと穴を開けたように 私は虚ろに蝕まれては 決して溶けぬ音に身を委ねる 貴女の居ないこの世界に一体、何がありましょうか 私の躯体の半分えぐったように 不安定な心が 幾度も 幾度も 貴女の名を呼ぶのです 幾度も 幾度も 貴女の名を呼ぶのです
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