貴方の腕の中に見付けた
小さな2人の世界
貴方の胸に顔を埋め
隠れるように潜り込む
私だけの世界
抱きしめられる度
恐くなっていく
隠せない罪悪感が溢れる
隣にある貴方の寝顔
昔の人と違う静かな吐息
「好きだよ
大好きだよ、ずっと」
こんな嘘つきな私
貴方は知らなくていい
「離さない、ずっと」
貴方が微笑むと
私の良心が裂けそうで
涙が貴方を困らせる
私は理由も言わず泣く
貴方を縛る不安感
悪いのはいつも必ず私
貴方を
好きになれたらいいのに
言い訳が頭を廻る
咽の奥に別れ話を隠して
また嘘つき繰り返す