破天荒

古代魚  2010-07-14投稿
閲覧数[505] 良い投票[0] 悪い投票[0]

 荒々しい太陽の下で、人間は草を刈る。草切りをしていると、2時間分の汗が浮かぶ。シャツは汗まみれ、ズボンはだくだく。それでも脂肪を溜めるよりは増しかと思い、汗水垂らして草を刈る。


 騒々しいのと、大人しげでないのと、こんな事は誰でもやっているといった複雑な心境である。草の隣にはカボチャが実り、切らないようにするが、当たって切ってしまう失敗もある。


 外の景色は緑が一杯で、溢れんばかりの太陽だ。現実には梅雨だが、雨は豪雨となり、激しい雨が天から落ちてくる。落雷がし、雷様も忙しい。この時とばかり、書き入れ時だ。


 道祖神に軽く挨拶すると、天からの恵みも暫く、お休みだ。俄かに降り出した雨もやみ、人間が歩いて来た道を、蛙が後を付ける。亀だの蛇だの騙されてんじゃねーの。




i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 古代魚 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ