ホーリー・エディション?

@AKI  2006-08-30投稿
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『ちょっとぉ!なんでサラとジルが一緒にぃるのヨ〜』
『しょうがないやろ!団長が言うとったで、ジルにいい思い出作らせなあかんって』屋台の壁から顔を覗かせているのはティアラとルミナだった。
『はぁ‥ジル…ぃつになったらアタシの気持ちに…』
『きっっしょっ』
『ぅるさぃゎね!アンタだって男ぃなぃくせにぃ〜』
『何ー!!あっこっちにきたっ隠れやな』どうやらジル達をつけて来ているらしい。
『ここが風船であっちが服屋、んで向こうが…↓↓』ジルが指さしたのは明らかに交番だった。
『ねぇジルあそこは?』
『あそこは武器売り場!ちょっと寄ってくか?』
『う〜ん…うん』


カランカラーン‥ドアを開けると上についているウッドブロックがぶつかり合い音を出す。
『ちわ〜』
『おお〜!ジルかね?』
『ニコレおじさん!』
『元気にしとったか?何年ぶりかのぅ‥お前がまだ短剣を使いこなせてない時から‥三年くらいかのぅ‥‥』
『本当に誰かと思ったら!!おじさん、そんなに年とったっけ?前会ったのは‥俺が1‥15の時か』
『ほほぅ。よく覚えておるな。そちらのお嬢さんは?』
『あぁ‥サラって言うんだ。』
『こんにちは。はじめまして』
『サラか‥いい名前だねぇ‥それにしても、綺麗な目だね‥』
『母が元々黒かったんです。父は少し青かったけど‥』
『そぅかい‥それで、ジル今日は何を買いに来たんだい?』
『う〜ん‥最近刃こぼれしてるんだよな!』
『じゃあこれなんてどうだい?ちと高いが、もちは良くなんでも切れるぞ』
『それじゃあ試しに‥』そう言ったジルは壁にある的(まと)に短剣の刃を向けた。
ヒュンッ勢いよく短剣は跳び見事に真ん中に当たった。
『ほほ〜う』
『凄いっジル!』
『まぁ〜こんなもん朝飯前だな』得意げに鼻を鳴らすジル。
すると‥【収穫祭に来たみなさん!今日は待ちに待ったBigいべんとデス!】
『なんだぁ?』外から放送が流れる。
【誰が一番、凶悪のモンスターを倒す事が出来るか?競い合いませんか?受け付けは今から10分お早めに!!】放送は終了した。
『ほほ〜うジル出てみんかね』
『ジル!危ないわ!やめたほうが』
『よぉ〜し!やってやろーじゃないの』
『えぇ〜!』



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