ウイングボーイズ〜未来に羽ばたく男たち〜 4

長崎サムライ  2010-07-16投稿
閲覧数[690] 良い投票[0] 悪い投票[0]

聞きなじみの声の主はブラックキングスの若き守護神、大道寺大源(だいどうじ・だいげん)だった。

大道寺は勝利と同じ21歳、ドラフト一位のピッチャー。

勝利とは対照的に一年目から大活躍し、現在ではブラックキングスが誇る守護神に成長している。

同期入団で同じ高卒ルーキーは大道寺と勝利だけだったので、二人の仲はいい

「しかし寄りによってウイングスにトレードとはな…お前もついてねぇな。」

「まぁな、でも決まったことだし、しょうがないよ。」

「石嶺さんの壁はそう簡単に越えられないぜ。」
「分かってるよ。」

「まぁ、お前との対戦を楽しみにしてるぜ。」

「あぁ、俺もだよ。」

二人の間に男同士の約束が密かに交わされた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 長崎サムライ 」さんの小説

もっと見る

スポーツの新着小説

もっと見る

[PR]
ラメライナーで激カワeye
話題の涙袋効果も


▲ページトップ