慶「でも、俺は、光希のことが好きやから、だから…だから、次に光希が帰ってきて、俺が夢を叶えてて、まだ光希が好きでいてくれるなら、その時は…」
先の言葉が見つからず、ため息をもらす。だが、光希のその表情を見て力が抜けたように微笑んだ。
慶「まあ…言わなくてもわかるやんな。」
慶太郎の笑みに光希は笑って頷く。
互いの顔を見て、二人はさらに笑った。
翼「お?笑ってんで?」
波「うまくいったってこと?!」
聖「そういうことやろな」
猛「慶太…」
美「まあ、良かったわ」
秋「うぅっ…げいだぁ〜涙」
聖「…(-_-;」
拓「……」
慶「そういえば…」
しばらく笑った後、慶太郎が突然、また表情を元に戻した。
慶「今日はこないだみたいに抱きつかんの?」
光「なっ…せえへんよ!」
慶太郎の悪戯な笑みに慌てる光希。
慶「ふぅん…じゃあ…」
光「!?」
翼「わっ!」
猛「(●д●)!」
波「きゃあ!」
秋「(;□;)!!」
美「あらまぁ」
拓「( ̄□ ̄;)!!」
聖「まったく…」
慶太郎の腕の中で固まったままの光希。
そして慶太郎が耳元で言った言葉にようやくその緊張を解き、微笑んだ。