ワンダーパート 9

やいち  2010-07-20投稿
閲覧数[375] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ここに来る前と、来てからを合わせればもう3週間近く学校に行っていない。

幸い、日頃から結構予習はする方だったから、勉強はそれほど遅れてはいないだろう。
学校の友達も不審に思ってるかもしれない。
なにせ、担任にすら言っていないどころか、連絡も入れていない。
葬儀も集まったのは親戚だけで、その用意は母方の親戚である直井家がしてくれた。
父方は、兄弟がおらず、祖父母ももういない。
といっても、直井家も従兄弟とその親である母さんの兄しかいないんだけど。

そうこう考えてるうちに荷物のチェックができた。
部屋を出た。

ワンダの入り口にノックさんがいるのがわかった。

「今日朝はヒマだからよ。送ってってやるよ。」
ノックさんが笑う。
「ありがとうございます。」

ノックさんの車に乗り、ワンダを出発した。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 やいち 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]
ツルツル×脚痩せ
効果抜群↑ソルト


▲ページトップ