ホーリー・エディション?

@AKI  2006-08-30投稿
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『やだっ』
『イヴ‥私の事は覚えてないのか』
『‥しっ‥知らない!』
『そうか‥だったら』そう言ったエルはサラの唇に覆いかぶさった。
『ん‥ふぅっ‥‥やぁっ!!』ビチバチッ 強い電光がエルの体を走った。
『うぐぅ‥貴様‥』
『お願い…もうやめて…』
『…まぁ思い出すまで時間がかかりそうだな‥』エルはそう言うと檻から出て行った。
『うぅ‥』サラは泣くことしか出来なかった‥


ガタンゴトン‥汽車が眠りを心地よくするように音をたてる。
『ふあぁぁ〜…アア!』大きなあくびとともにジルが伸びをした。
『アレっ‥ティアラ?』
『ジル‥』ティアラが後ろから現れた
『ん‥▲×◎★♂◇っ!なんだよその格好』ティアラはバスタオルだけ体を隠していた。
『なんかね〜この汽車、夜行列車みたぃ★でねっ‥ぉ風呂、朝食、売店つきみたぃなの★だからあんなに高かったのよ』
『へぇ〜‥って服着ろーーーーー!!!!』
『まぁ?サービスヨ★』
『ちぇっ‥』
『ジルも入ってきたら?』
『おう』そう返事をしジルは浴室に入って行った。
サァァァー‥シャワーの音とお湯が眠気を覚ます。
(サラ…‥今頃どうしてるんだ‥)




その頃、サラは別の豪華な部屋に移された。
朝の清々しい空気が漂っていた。とても研究所とは思えないほどだった。
『それではごゆっくり』手伝いの者がそう言うとドアを閉めた。
(…あの人はいったい‥エル‥……)サラの唇は口紅を塗ったような綺麗な色をしている。それと同様に、黒いサラ?の髪、白く透き通った肌。誰が見ても虜になってしまうくらいの美しさである。
すると…ガチャッ
ドアが開いた。
『誰??』すると一人の綺麗な女性が入ってきた。
『貴方がイヴ?』
『はい』
『アンタのせいで私の愛しいエル様がお困りになっていらっしゃるのよ!!私は妻だと言うのにアンタがいるから‥』
そう言うと女性は長い八角杖を取り出した。
『それは‥』
『貴方のを貰ったの!まぁ人を仕付けるには最適ね』女性は思い切りサラを杖で叩いた。
『っっ!!!』
『ほら?どうしたの!助けてって言っても誰も来ないのよ!!!』『痛‥いっっ』
『アンタがいるから‥エル様は…っ』さらに強く叩いた。
『うぅ…キャッ』ドスッ鈍い音がする



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