『やめろっｲﾘｰﾅ！！！ 』するとﾄﾞｱからｴﾙが叫んだ。
『ｴﾙ様…どうしてこの小娘を庇うのです！？』
『ｲﾘｰﾅもうやめろ…下がれ』
『ｴﾙ様…』ｲﾘｰﾅは部屋から出ていった。
『うぅ…』散々痛め付けられたｻﾗは動く事が出来なかった。
『おはよう‥ｻﾗ。朝からすまない』
『‥』
『私の妻だがお前に嫉妬しているのだ許してくれないか』そう言いｴﾙは頭を下げる。
『はい‥‥』
『君には地下に来てもらう』
『‥』ｴﾙはｻﾗを抱き寄せ、地下に行くｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗った。
『ｻﾗ‥君はとても綺麗だ…実験するには勿体ない……だがその美しい顔がどうなるのか楽しみだ！！！』
『！！！』ｻﾗはｴﾙの体から降りようとしたがさっきのｱｻﾞが痛い。
『っっ！！』
『無理をするな‥ﾌﾌﾌ』
ｴﾚﾍﾞｰﾀｰが地下についたようだ。
ﾄﾞｱが開かれたその先には…見たこともないﾓﾝｽﾀｰが大きなｶﾌﾟｾﾙにはいっていた。
『これは…』
『私の最高傑作だよ。』そういったｴﾙは呪文を唱えた。
『ｷｬｱｱｱｱｰｰｰｰｰ！！！！！！！！！！！』とてつもない雷に討たれたｻﾗは悲鳴をあげ、倒れた。
『ﾌﾌﾌ…ｻﾗ‥もうすぐ君も…』
そう言ったｴﾙはｻﾗを抱き、大きな液体の入ったｶﾌﾟｾﾙに入れた。
『…こんなに愛しているのに‥君はもう本当に覚えていないのか…』
【次はｺﾞｰﾙﾄﾞﾀｳﾝです】ｱﾅｳﾝｽが入りｼﾞﾙ達は準備にとりかかった。
『やっと着いたぜ〜！！』
『まず町の人に聞かなくちゃ★』
近くにいた年おいたお婆さんに聞いた。
『あの〜‥ｴﾙ＝‥えっ〜と』
「あぁ、ﾊﾞｰﾝｽﾀｲﾝさん？」
『そう！！』
「あそこのお城だよ…」
『ばーちゃんサンキュー！！』
「あぁ…でも‥」おばあさんが言った時にはておくれだった。二人は一目散に走っていった。
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