次の日。
起きたら王様は1人でした。
乳母の姿が何処にもありません。
王様は途方に暮れます。
とりあえず、朝御飯と思い木の実を取りに行くことにしました。
いつも乳母と朝御飯を食べるように。
でも王様は1人です。
王様は初めて孤独を知りました。
初めて淋しいと感じました。
その感情をどうしたらいいのか王様はわかりません。
わからないまま時間は過ぎていきました。
そして約1週間が過ぎた頃1人の少女が王様を尋ねて来ました。
来客も初めて。
乳母以外の人を見るのも初めて。
王様は戸惑いながら少女をお城に迎え入れました。