第一章
優美と洋の出会い
優美は新たに始まる高校生活に期待と不安がありながらも、わくわくしていた。
『優美バイトするわ!』
友達の美穂と弘に話しかけた。
そう言うと優美は中学の同級生の谷川に電話した。
『もしもし!あんな谷川バイトするって言ってたやん?優美もバイトしようと思ってるんやけど、まだ募集かかってる?』
中学卒業した後すぐに働くつもりで、谷川はバイトの面接に行き3月の半ばから働く事になっていた。
『まだいけるんちゃうか!番号教えたるから電話してみたら?』
谷川に番号を聞き優美は電話をした。
まだ募集はかかっていて、二日後に面接が決まった。
優美は美穂と弘にいった。
『今谷川から番号聞いて電話したら明後日面接になったわ』
そう優美が言うと美穂が
『ぢゃ美穂も行こうかな』