LOVEBAND。?

ayaki  2010-07-26投稿
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「参戦とは言ったが…
やる気あるのか…?」

「ん?あるぜ?」

「それのどこが…
やる気があるって言うんだ!?」

「えー…(カチカチ)
だってー…暇だし。」

「捜すと言う暇つぶしがあるだろ!?」

私は、杉崎への説教で
時間を取られてしまった。

「なー…なんで?
あずにゃん怒んの?
俺、悪い事した…?」

「なっ…携帯いじってたからっ…!
ちゃんと捜せと言っただけ…」

「俺、隼人にメールしてただけ。
『どこにいんの?』って。」

「え…!?な…んだ。
メールしてたならっ…
はっ…早く言え…!
勘違いするだろっ…」

「あずにゃんって…
人を疑いやすいタイプかも…?」

「はぁ…?疑うタイプ?」

「いや…?何でも。」

私って…疑いやすいやすいのか?
私らしくないな…

「…せるんだ?」

「ん?あずにゃん…
もう一回言って。」

「どうやったら…
人を疑うのを直せるんだ?」

「え!?急にそんな…
分からねぇよ…↓↓」

「おっ!落ち込むなー…(汗)
ってか、森浦を捜すのが先だな…」

「目的忘れるなんて…
会長らしくねぇな(笑)」

「…会長だからって
しっかりしてると思ったのか?」

「ん。誰だって思うし。」

「そうか…皆、勘違いしてるんだ。
私の内面は…勉強なんて
くだらないって思ってるし、
成績なんて…どーでもいい。」

「あずにゃん…」

「変だと思うだろう?
まぁ…仕方がないな。
とりあえず学校を出よう!」

「…そうだな、あず…

『ちょっと…見て!』

『何コレ?ほんと!?』

「何ごとだ…?
私…見て来るから。」

皆何なんだ?廊下で騒ぐな。
ん?掲示板…?

「!?」

「あず…!?」

『あれ…会長!?
いつからそこに!?』

私はこればかりは許せなかった。

「誰?コレを張ったのは!」

「かっ…会長!?」

「誰なのよ!出てこないなんて…
卑怯者なんだからね!」

「あずにゃ…」

「喧嘩上等♪受けてたつわよっ!!」

音が丘高校生徒会長
森井あずさは
表は男口調だが
裏はツンデレ口調のヤンキーだったのだ。



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