「王国の掟」第四話〜さんちゃん〜

さんちゃん  2010-07-28投稿
閲覧数[559] 良い投票[0] 悪い投票[0]

時が経つのも
忘れるほど
楽しいサラ(少女)との
会話ですが



王様はずっと
聞きたかったことを

思いついたように
サラ(少女)に
聞きました



ねぇ…サラはどこから
…どうして
ここに来たの?



王様が
サラにこのことを
ようやく聞けたのは
サラと出会って
一週間経ってからでした


一週間の間に王様は
サラの話す
動物やお魚の
(自然の)話に
夢中になり聞くことが
つい
後回になっていたのです


サラは穏やかに微笑み
王様に言いました

私は王様の元に
来ることは
私が生まれた時から
決まっていたことなのよ

戸惑う王様に
かまわずサラは
続けます


王様とのお話は
楽しいわ

だけど王様は
どう生きたいとか

この島(国)を
どうしたいとか
ないの?


………………

王様は急に
大人びた話をする
サラを少し寂しく
感じました



僕は…
こうしてサラと
一緒にいるだけで
楽しいんだけどなぁ

と心でつぶやき

サラに言いました

もう遅いし寝るね


王様は少し拗ねて
サラを残して
寝室へと向かいました



しかし次の朝
王様の甘えた気持ちを
吹き飛ばす事態が
起きてしまいます…


〜第四話・了〜
次は唯沙さん
お願いします

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 さんちゃん 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ