「すみませ〜ん!?今、ヒマですか(^O^)」
さすがコウ。巧みな話術で相手を引きこむ。
1人の女の子は言った。
「まあね。友達来れなくなって。」
「じゃあ俺らと一緒じゃん。俺ら、夏に海で男二人っすょ(T_T)」
女の子たちは一気に吹き出した。
「うちらもですょ。夏休みは部活しかしてなぃし〜。」
「じゃあ今日は貴重な休みなんだ?」
「そうそう」
会話は盛り上がっていった。
気が付けば、4人しゃがんで座っていた。
「俺はコウって呼んで!(b^ー°)
こっちのイケメンはユッキー。」
「…よろしく。」
「コウ君とユッキーね。
うちは、リナ。 」
すると、焼きそばを頬張っている方の女の子も自己紹介した。
「私はエミ。」
初夏の太陽に照らされた笑顔はやたら眩しかった。