今日は部活は午前練。
夏の日差しが照る中、俺はチャリにまたがった。
部活が終わり、体操着から制服に着替えた。
制服のポケットから携帯を取り出すと、メールがたくさん届いていた。
大半はクラスの女子だ。
デートのお誘いだ。
俺は携帯をポケットに戻し、チャリをこいだ。
向かう先は、地元の外れにある、うどん屋だ。
家に帰っても、食う物はないととっさに判断し、うどん屋に向かった。
…ガラガラッ
扉を開く。
カウンター席に座ろうとすると、見覚えのある姿があった。
「あ」
不意に視線が重なる。
―‐エミとリナの姿がそこにあった。
エミが言った。
「…あっ!!焼きそばの…」
リナが叫んだ。
「ユッキーじゃん!?
こっちで話そうよ〜!!
」
「う…うん。」
久しぶりの再開だった。
3人で雑談することになったのであった。