俺は言った。
「この海でエミちゃんが焼きそばを食べてるところに惚れたんだょな〜★」
「え?」
「それで、人生はじめてナンパしたんだ〜。」
「そうなの??ナンパ慣れしてるのかと思ってた〜。」
「俺、色気より食い気みたいな子が好みなんだよな〜」
「そういうことは先に言ってょ〜。
」
エミは安心したようだ。
「これからもエミの笑顔が見たい。」
俺がそうささやくと、エミはこう言った。
「浮気したらなぐるよ?」
ってことは…
「俺の彼女になってくれんの?」
エミは照れながら、うなづいた。
まだまだ、俺たちの夏は続くみたいだ。
◆終◆
夏笑 ナツエミ