最後の夏

薔薇姫  2010-08-09投稿
閲覧数[478] 良い投票[0] 悪い投票[0]



遠くからの蝉の声
肌を焼く陽射し
3人で過ごした真夏日

体に悪そうな色のかき氷
無性に美味しくて
財布が空になるまで
ただはしゃいだ

締め切り迫る宿題
過ぎていく門限
全て無かったみたい
夜まで笑って
バカ騒ぎして
明日のことも考えずに
今日を全力で過ごした
子供でいられる最後の夏



体中に響く花火の音
額を濡らす汗
2人で過ごした熱帯夜

浴衣で着飾り
君に微笑みかけ
ただ幸せ感じてた
君と眺めた最後の星



i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 薔薇姫 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]
コンタクトのケアが変わる
洗浄1つで視界良好


▲ページトップ