君とであって何年たつんだろう。
今の私は20歳君に出会ったのは１３歳の夏。
７年間で君のために泣いて怒って笑って喜んで、いろんな顔をしていた。
君の横顔が好きだよ。私の王子様。掟は辛いね。貴方に会えないんだもん。
初恋の掟は辛いね。
私の掟・・
『初恋は実らない』
ー１３歳・夏ー
「実花ー。実花ーいないの？」
３０代後半の女性の声が聞こえてくる。
声に気が付いたのか１０代前半の女の子がやってくる。
「何？お母さん」
彼女の名前は麻生 実花。中１の女の子。
「今日、お隣にひっこしてくるひとがいるら実花、手伝いなさい」
「えーなんで私が」
実花はぶーっと顔を膨らませる。
「あんたココはウチが経営するマンションだから手伝わないと。」
「・・・・・・わかったよ」
そして・・・
ブッブー
トラックの音がマンションの前で止まった。
「あ、来た。」
実花は自分の家の７階から降りていった。
１階に着くと２人の男が立っていた。
「あのぉ・・・ココに住む人ですか？」
実花の声に気がつき振り返る。
「？！！」
実花は驚いた。
続く
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