「大喜ぃ〜〜!!なんでよ!なんでよ!行っちゃいや!!!………たい……き……」
私はたった
12ヶ月の恋をした
プロローグ
2009年 春 4/5
満開の桜の中
最後の1学期の始業式が始まった…
「えーゴホン みなさんは春休みどう過ごしていましたか!?校長先生は……………………」
「あぁまた校長の自慢話が始まったよ」
「まじうぜぇ」
「さっさとしろや」
などと
ブーイングの嵐。
教室に戻っていく
生徒が絶えない。。。
みんなは
校長の話は嫌いだけど
私は結構好きで聞いている。
どんどん減っていく
生徒………。。。
周りを見ても
1人しかいない……
と
思ったら
一人の男子がたっていた。
一宮 大喜
私の元好きだった人
いつもは
屋上にいる
みんなとはあまり話さない
でも意外と優しい
そんな所に惚れてしまった