美「みっきー!!!」
入口付近に立つ光希を見つけ、美弥は駆け寄ろうとしたが、腕を掴まれ立ち止まった
「高橋くん!君、またお客様にお水かけたのかい?」
美「ああ…店長」
「もう君、頼むからその…」
「店長!美弥は彼女を助けただけです!」
「そうですよ!何でそういうこと言うんですか?」
「いや…僕は…」
「「店長!!」」
「あーもうわかったから!はい!仕事戻って!」
それぞれが仕事に戻っていく中、美弥はようやく光希の元に駆け寄った
美「みっきー!何、いつ帰ってきたん?!」
光「今朝。ごめん、突然…でも、美弥がここで働いてるってことだけ聞いてたから…」
美「ええよ。あ、今日もうすぐ終わるから待っててよ。昼、一緒に食べよう?」
* * *
美「ほんま久々やなぁ…何、2年ぶり?元気にしとった?」
光「うん。美弥も相変わらずで…さっきも…笑」
美「あぁ、あそこヤな客多いねん。他の奴には会った?」
光「ううん。他の皆がどうしてるのかとか、全く聞いてなくて…タケと美弥だけだよ。連絡まめにくれてたの」
美「あはは!まあそうやろな。あ、今どうせ夏休みやし皆で集まろうや」
そう言うと携帯を取り出した