12ヶ月の恋?

こちゃ  2010-08-24投稿
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「ほんとに…来てく…れ…たんだ……」

とぎれとぎれの

言葉…。



私の目からは

涙が溢れていた



「大喜…。」


「あのさ…いきなりだけど……正直に言ってよね」


「なんだ?」



私はつばを呑んだ


「大喜って
持病あるでしょ…?

だからいつも屋上にいて教室に来ないんだよね?

そうだよね…?

それに

ほぼ毎日欠席…。


だから

ほぼ毎日病院なんだよね………?」

私は

すごい量の涙を流していた。




「そうだよ……。。。」

大喜は正直に
答えてくれた。。。



「俺…




ガンなんだ…。。。


産まれた時から

持ってる。



高校まで生きられるなんて奇跡なんだよ…」


大喜は私に見えないように涙をこぼしていた…。




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