――『いいのー?彼女にバレへん?』
『大丈夫、俺と別れたって、あいつ、顔は可愛いからすぐに新しい男できるって』
『あははは…』――――
秋「……馬鹿男…。」―――\r
* * *
猛「えー!たくも慶太に会ってないん?!」
拓「うん、連絡もとってへんよ。だいたいこんな急に行って会えるかぁ?あいつ、だいぶ忙しいんちゃう?」
翼「拓朗とは違うもんな」
拓「ああ?!」
聖「なんでお前らはそう…」
翼拓「「だってこいつが?!」」
美聖「はあ…」
拓「…みっきーは?連絡、とってないん?」
光「うん、2年間一度も…」
波「信じられへんやろー!?」
拓「ふぅん…でも、まあ、あいつなりのけじめちゃう?俺らにも何も連絡せんのは、別に忘れたとかどうでもいいとかじゃなくて、自分が自分で認められるくらい立派になるまでは俺らに言うべきじゃないと思ったんやろ。」
翼「…」
ち「もう十分やと思うのにな…」
拓「あいつは自分に厳しいからな。それで?家まだ?」
波「えっと…あ!この辺りや」
翼「え?どこ?」
波「だから、ここ…」
聖「え?…一戸建て?」
猛「でかっ……こんなとこに住んでんの…?」