は〜い
美穂 トムだよ
ママいる?
いないです
ずっといないです ガチャ!
洋子がいてもこの調子だ
どうしたものか
そんなことを繰り返しているうちに二年が過ぎた
相変わらず生活費は十分過ぎる程渡してくれた
お陰ででかなり貯金も出来た
美穂は小学校五年生になっていた
ダーリン ハニーの意味も解ってきた
ある朝
ママ トムの事好きなんでしょ?
そうよ!
美穂の次にね!
そろそろパパにしてあげてもいいよ・・Sだ・
呆気にとられた洋子はすぐトムに電話を入れた
ハローダーリン
美穂の許可が出たわ
トムの事パパにするって!
OK本気だね
二年目にして認めてもらえて嬉しいよ
美穂にサプライズがあるから夕方時間開けとくように伝えといてくれる?
いいわよ!
夕方トムは洋子と美穂を車にのせ5分程走った所でとめた
着いたよ!
近くじゃん!
そこには感性な住宅が立ち並んでいた
トムの後ろを二人は付いていく
美穂!君の家だよ!といいながら部屋の鍵を渡した
外壁は薄いピンクだ
美穂から見れば2階建てのお城のように見えただろう
美穂は家の中を走り回り
美穂の家?本当に美穂の家?
そうだよ 気に入った?
うん!
OK良かった
美穂の家にトムも入れてくれる?
うん!いいわよ
待ってトム
このサプライズは確かに 有り難いけど尋常じゃないわ!
じんじょう?
貴方足長おじさんなの?
あしなが?
それって時効があるのよね
じこうてなに?
洋子はトムの全ての質問に対して無視した
あの 洋子落ちついて聞いてほしい
この家は最近買ったんだよ
洋子にとって大切な人は美穂だから美穂に買っておいたんだよ
僕らは絶対離れ無いから自信があった
美穂の部屋もピンクだよ
あれこれと説明しながらトムに万が一の事があっても洋子と美穂はここにいていいんだよ
明日ちゃんとしてくるよ
だから心配しないで・・・
〜ふうん
じゃ美穂がこの家を気に入らなかったら どうするつもりだったのダーリン
この家だったら
美穂が喜ぶって自信があった
学校も近いし
ねぇ美穂 いいよね!トムは改めて美穂にきいた
いいわよ 気に入った!引っ越しは日曜にするわ
性格も洋子に似てきた
引っ越しも済み美穂のほしい物は全て整った
続く