さて、大輝と仍が、何故喧嘩をしたのか、説明しましょうか。
大輝は、恋の病になっていました。
それで、仍の事をずーっと考えていたのだ。
つまり、教室でぼーっとしていて、先生に怒られたのだ。
それを、仍が心配して、
下校中に
『どうしたの?』
と、聞いたのだった。
それに対し、大輝は
『何でもねぇよ。』
とは、言ったが・・・
仍『でもさ、朝から大輝君何かぁ変だよ。』
大輝『何でも無いから!』
仍『悩み事??』
大輝『まぁ…そんな感じかな?』
仍『相談のろーか?』
大輝『嫌…ちょっと、』
仍『え、?私に言えないよーな事なの??』
大輝『そう、だね。』
仍『え〜マジかぁ〜。』
大輝『うん。お前が馬鹿だから。』
仍『えっっ!!ひどい!』
大輝『え、ホントの事じゃねぇ?』
仍『アンタに言われたくないよ!英語が30点なのに!』
大輝は、口の中で血の味がした気がした。
成績関しては、仍は、学年でもトップクラス。
大輝は、真逆で下から数えた方が早い。
それで、結局・・・
大輝は、仍に
『ばーか。』
と言って、
帰って来たのだ。
つまり、原因は、
大輝だ。