――その夜 拓朗家
秋奈が作った夕食を食べる拓朗と秋奈(聖二はまだ帰宅しておらず)
秋「…で!なんか知らんけど、2人で動物園に行かなあかんくなったのー!」
拓「よかったやん。出会いがあって。」
秋「よくない!!」
拓「なんで。」
秋「だってそいつ、どう考えても軽いねんもん!喋り方とか!ぜ〜ったい嫌!」
拓「(軽い…(-_-;))じゃあ断ればよかったやん。よく考えるとなんかその話怪しいし…」
秋「やろ?!でも、助けてもらった以上、なんか断りにくくって…だからお願い!ついてきて!」
拓「はあ〜?」
秋「ね?お願い〜!1人じゃなんか…」
拓「なんでそんな知らん奴とお前と動物園行かなならんねや。」
秋「うちもあんな奴、知らんよ!」
拓「じゃあ、なんで断らんねん!悪いけど、俺バイト〜」
秋「えー!」
拓「言うとくけど、せえちゃんも勉強やら忙しそうやから誘わんときや。せえちゃんは優しいからついていきそうやし」
秋「なんでー!たく…うちがどうなってもいいんや…変な男に変なことされてもええんや!うちが…うちが…」
拓「あ〜!わかった!!それなら俺のかわりにいい奴教えたるからそいつに言え!」
秋「…いい奴?」