――秋「ちょっと!…離してや…!」
先ほどの場所からだいぶ離れたところでようやく秋奈はゆうすけの腕をはらい立ち止まった
ゆ「なんでそんなに警戒すんの?」
秋「…うち、男運めっっっちゃ悪いの!今までの彼、あんたみたいなやつばっか。だから…」
ゆ「おれはそいつらみたいに秋奈ちゃんのこと悲しませないよ」
一方秋奈を探し回っていた伸昭も
伸「…ったく…二人ともどこに……あ!」
ようやく2人を見つけた
伸「…やっと見つけたわ…(-_-;)…おーい、秋ちゃっ…」
ばちーん★
秋「……」
伸「……あらぁ…汗」
ゆ「なっ…な…」
勢いよく響いた音。右手をあげたままの秋奈と左頬をおさえるゆうすけ。そして、その光景を呆然と眺める伸昭
秋「…俺は悲しませないよやって〜?ほんまに…きっしょ!きしょきしょきしょきっっっしょ!あんたみたいなサブいセリフはくバカ、大っ嫌いや!」
ゆ「あ…あ…パ、パパにも殴られたことないのにー!」
泣きながら軽男は走り去った
伸「あのー…秋奈さん?」
秋「きしょいきしょいきしょいきしょい!ほんまあいつ…」
伸「まあまあ汗そこまで言わんで…秋ちゃん?!」
秋奈の目からぼろぼろと涙がこぼれた