――秋「うわぁ〜あ〜。゚(゚´Д`゚)゚。」
伸昭が心配そうに、声をあげて泣く秋奈の顔をのぞきこんだ
秋「うっ…うっ…あ゙んな゙や゙づ〜…」
伸「なに、泣くほどきしょかった?」
秋「ぢがゔ〜!!ぢがゔげど…!!」
伸「もう…なんで泣くんや」
秋「うわぁ〜!わ゙がん゙な゙い゙〜!」
伸「はあ…今までどんだけ男運悪かったんや」
秋「うわぁ〜あ〜!!」
声をあげて泣き続ける秋奈
伸「…」
秋「うあぁ〜ん!!」
そんな秋奈を見てふっと笑うと伸昭は手を差しだし
伸「ほら、とりあえずここ出よ?」
と秋奈の手を握った
* * *
秋「…わかってるの。うちがそんなことばっか気にするのがあかんねんやって」
動物園を出てしばらく歩いた所で秋奈もだいぶ落ち着いたらしい。ベンチを見つけて座るとこれまでのことを話しだした
伸「…」
秋「…でも、なんか自分と皆の間に変な差を感じちゃって…ほんまは前みたいにただしょうもないことで笑ってたいの。けど、何でうちだけ上手くいかないんやろって…なんで皆はこんなに幸せそうなんやろって羨んでばっかで」