『お邪魔しまぁす』
『あらっ、いらっしゃぃ。どうぞ』
おばさんに席を案内され座った。美味しそうなご飯がたくさん並んだ、美羅くんゎあたしの隣。これゎもぅずっと小さい頃からだった。私にべったりで甘ったれで。本当の弟だったらなぁって思う。甘えてきた美羅くんにおかずなどを小皿にとってあげた。するとおばさんが
『こら、美羅、自分で取れるでしょ。』
おばさんに叱られた美羅くん。私ゎ構わず
『大丈夫ですょ。遠くだし取れなかったから。小さい頃から美羅くんについての面倒ゎ慣れてますから』
『いつも悪いわね。』
おばさんがいつもの口癖を言った。
そしたらおじさんが
『いっそのことさっさと慶羅と結婚してこの家に嫁にきなさい』
『そっそんな。お嫁なんて、慶ちゃんが嫌がります』
私ゎ焦っていった。
『あらっ、そうかしら?慶羅もなんだかんだでいっつも夢嘉ちゃんの話するのょ、週末に必ず電話くれるんだけど夢嘉ちゃんの様子を聞かない時ゎないわよ。』
私ゎビックリ!まさか慶ちゃんがあたしの事を心配してるなんて。でもなんで・・・
『でもなんで私に直接電話とかしないんだろう。』
『それゎ恥ずかしいからょっ。あいつに電話すると母親みたいな事言うからやだとかいつも言ってるわ』
『母親みたいな事?
・・・あっ!!!ぅん。暖かくして寝てとかご飯ゎちゃんと食べてるとか聞いたかも』
『心配かけたくないからって言ってたし慶羅も常に夢嘉ちゃんの事考えてるのね』