ネジの緩んだ家族たち

るっぴー  2010-09-28投稿
閲覧数[712] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「時効」


私はランニングが好きで、よく走りに出かけていた。


あれは高校二年生の冬の日、いつものように走り出すこと30分。

なんの予告もなく私の肛門にダイナマイトがしかけられた。


「漏れそうだけど一応レディ」と葛藤するも、肛門が言うことを聞いてくれない。


山を走っていたのだが、更に奥に入り、雪の降る中、1人野グソ。


持参していたポケットティッシュで隠し、更に雪で隠す。


誰かこないかヒヤヒヤしながら辺りを見回すと、そこは友人の家の山だった。



高校二年生の1人野グソから早十年。



1人野グソのことなど、すっかり頭から消えていたのだが、たまたまその友人と飲む機会があり記憶が蘇った。



十年も経ってるし時効だろうと勝手に決めつけ、酒の力を借りて友人に告白。


友人は「大丈夫!!絶対いい肥やしになったから!!」と、あっさり受け入れてくれた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 るっぴー 」さんの小説

もっと見る

コメディの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ